中間者結び /Butterfly knot [バタフライノット]
名前が素敵なバタフライノット
中間者結びは、バタフライループやラインマンズループとも呼ばれている結び方で、固定式の輪を作る結び方です。 その名の通りラインの中間に輪を作るのに適した結び方です。 中間者結びは結びの手順に対称性があるため記憶しやすく、さらに強度もあるため、結び方としては優秀な部類の結び方といえます。
バタフライノットという呼び名は、結び目が蝶のようであることから付けられた名前だそうです。 日本語にすると蝶結びになるのでややこしいですが、日本の蝶結びは英語でボウノットと呼びます。
結び方の手順
コツは、①の赤点を意識して進めることです。 どこからどれを引き出すのかがわかっていればパッと仕上げられます。
構造
中間者結びの構造はバタフライベンドとほぼ一緒です。
結び目
中間者結びの結び目は、蝶と言うには厳しいですが、他の結び方と比べると群を抜いた美しさだと思います。 ただ裏と表で美しさに差がありますから、できれば綺麗な方を表にしたいところです。 個人的には、結び目よりも結ぶ工程にちょっとした芸術性を感じます。
利用
中間者結びはよろい結びと同様に、既に張ってあるロープなどの中間に輪を作りたい場合に使います。 ただし、ピンと張ってあってたるみが無い場合には厳しいです。