ハングマンズノット /Hangman's knot
絞首刑や首吊りのときに使われる結び方
ハングマンズノットは、締まる輪をつくる結び方のひとつで、仕上がりの見た目は結構有名かと思います。 ドラマや映画で首を吊るときによく見かける印象の結び方だからです。 「hang」は「吊るす」で、「hangman」は「絞首刑執行人」という意味があり、その名前から少し怖いような不気味なイメージを感じます。 ハングマンズノットは名前のとおり絞首刑のときに使われていた結び方のようです。
結び方の手順
構造
ハングマンズノットの構造としては、輪が締まるタイプの結び方でスリップノットとしても使える、意外と便利な結び方になっています。 加重によって輪が締まるので、絞首刑に向いているというわけでもあります。
結び目
ハングマンズノットの結び目としては、やはり首吊りなどの映像としての記憶があるためか、不気味なイメージが想起されます。 が、冷静に見てみるとどこかユニークで、わかりやすい見た目でもあります。
利用
ハングマンズノットはスリップノットで引き解けでもあるので使い道はありそうです。スリップノットに比べるとやや結び方が面倒ですが、しっかりした作りになっていますので、上手に使い分けると良いでしょう。なお、釣りの方面ではよく使うらしいです。