バントラインヒッチ /Buntline hitch

ふた結びの兄弟

バントラインヒッチは、輪状の物や棒状の物などに結び付けるタイプの結び方の一つで、ふた結びの兄弟のような結び方といえます。 ふた結びの場合は大元のラインに上から下にクローブヒッチで巻き付けるのですが、それを下から上に巻くとこのバントラインヒッチとなります。

結び方の手順

• 左右反転
• 上下反転

• 1 引っ掛けます。
  
• 2 大元のラインに下から上の順に巻き付けます。図のように8の字になります。
  

ふた結び同様、クローブヒッチを習得済みなら問題無いと思います。 また、頻繁に解く場合はスリップドにすると非常に便利です。

構造

バントラインヒッチの構造はふた結びとほぼ同様で、輪を作って大元のラインにクローブヒッチで繋げています。

結び目

バントラインヒッチの結び目もふた結びと同様で、特に綺麗ではありませんが、どこかさっぱりしたような仕上がりになっています。

利用

バントラインヒッチは基本的にふた結びのようなものなので、同じように使って問題ないと思います。ヒッチとして使うか、または調節可能な輪として使うと良いでしょう。