アシュリーズストッパーノット /Ashley's stopper knot
ちょっと気取ったストッパー
アシュリーズストッパーノットはストッパーノットの一種です。 非常に簡単な結び方で止め結びよりこぶは大きいので、止め結びじゃちょっと不安な時に向いている結び方です。
アシュリーというのは人名で有名な方です。 アシュリーズストッパーノットは、別名をオイスターマンズストッパーノットともいいます。 オイスターマンというのは人名ではなくて牡蠣の漁船や漁師のことを意味します。
wikipediaによると、アシュリーは牡蠣漁船で使われていた結び方を自分で試している時にこのアシュリーズストッパーノットを開発したそうです。 後になって漁船の結び目を近くでよく観察してみると、それはただの水で膨張した八の字結びだったという、何ともいえないエピソードがあるそうです。
結び方の手順
構造
アシュリーズストッパーノットは、スリップノットの輪に先端を差し込んで締めている構造になっています。
結び目
アシュリーズストッパーノットの結び目は白いひもだとまるでバレーボールのような雰囲気で、ごちゃごちゃしているといった印象は無く、非常に整っている結び目といえるでしょう。 ストッパー系の結び方は特に結び目が重要ですが、アシュリーズストッパーノットはその中でもハイレベルな結び目になっています。
利用
アシュリーズストッパーノットは、やや大きめのストッパーで見た目も止め結びなどよりも凝っているので、パーカーのフードのひもやズボンのひもなどに向いています。一歩上をいくハイセンスなストッパーとして使えると思います。
ふつうに生活していれば、止め結びや8の字結びを使うことはあっても、まずこのアシュリーズストッパーノットを使うことは無いと思います。 しかし、結び目は結構美しく、結び方も難しいわけでもなく、ただ知らないだけだと思うので、ぜひマスターしてほしい結び方です。